頸椎のヘルニア
もうかれこれ1カ月ほど前になるが、突然右手親指の付け根辺りがしびれ、右手で物がうまく掴めなくなった。
たぶん、寝違いかなと思ったのだが、2日目になってもしびれはひかず、整形外科で検査を受けた。
老化による頸椎ヘルニアだった。はっきり「ヘルニア」と言われたわけではない。MRIの写真を見せられ、頸椎の椎間板が老化のため水分がなくなり、固化して棘のようにとがって脊髄を圧迫しているのが原因と言われただけだ。
老化とは、つまり治療方法なしを意味するのであろう。痛くなったら手術と言われたのみだった。
しばらくは、この状態が永遠に続くことを想像し、かなり消沈したが、日数を経つにつれ、回復し、今では全く支障がなくなった。ただ、良くなった理由はわからない。
今は二度とならないよう、棘が刺激しないよう、姿勢に気を配っている。